こめる です!
このブログは「メルカリでの販売実績」や「メルカリのお得な情報」「メルカリをしていて考えたこと」などの情報を発信しているのですが・・
今回は番外編です!

メルカリは2021年1月から始めて、取引件数は600件となりました!

長いことメルカリで取り引きをしていると、メルカリ以外のフリマアプリってどうなんだろう?
と思うことが多々あります。
「ラクマ」、「Yahoo!フリマ」、「モバオク」、「ジモティー」など。
それぞれ特色があって、商品カテゴリ別に使い分けているヒトも多いのではないかと思います。
さてさて・・
2025年1月に新たなオンラインフリーマーケットサービスが登場したのをご存じですか?
「ARISIRA」というオンラインフリーマーケットサービスです。
まだあまり知られていませんよね。
この「ARISORA」、日本の出品者が海外の購入者に商品を直接販売できるという他のフリマアプリにない特徴があります。
日本の文化に注目が集まる昨今、日本の商品は大きな需要があります。
メルカリでも越境販売サービスのアカウントが海外のヒトに代わって商品を購入していますよね。
メルカリの越境販売サービスについてはこちらの記事で紹介しています↓
「メルカリ」は海外では使用することができませんが「ARISORA」は海外でも使用することができます。
今はまだ規模の小さなフリーマーケットサービスですが、今後、全世界からアクセスできるサービスに成長するかもしれません・・!
そうなった時のために今から注目しておいても良いのではないでしょうか。
ということで、今回は「ARISORA」のサービスと使ってみた感想について紹介していきます。
ぜひ最後まで読んでいってくださいね!
ARISORAとは

「ARISORA」と言われてもいまいちピンとこないですよね。
理解を深められるように基本的な事柄を紹介していきます。
企業情報
オンラインフリーマーケットサービス「ARISORA」を運営しているのは、株式会社ARISORAです。
富山県富山市に本社を構えている企業で、代表取締役はAleksei Anikeev(アレクセイ アニケエフ)氏です。
2022年12月設立、「ARISORA」が正式にサービスを開始したのは2025年1月ですので、
スタートアップ企業と言えます。
なお、株式は未上場、資本金は500万円となっています。
個人的にはどうして本社が富山なのか気になります。
サービスの特徴
グローバル市場へのアクセス
「ARISORA」最大の特徴は「日本人出品者と海外の購入者を直接つなぐ越境フリマプラットフォーを提供している」ことです。
出品は日本在住者のみ可能で、購入は全世界からアクセスすることができます(もちろん日本在住者も購入することができます)。
前述したとおり、海外のヒトがメルカリで商品を購入する場合は、「越境販売サービス」を利用する必要があり、出品者と購入者は直接コミュニケーションをとることができません。
図示すると以下のようになります。

購入者と出品者の間に「越境販売サービス」と「国内フリマアプリ(メルカリ)」がいるため、商品購入~取引終了までに時間を要してしまいます。
一方で「ARISORA」の場合は、購入者と出品者の間に「越境販売サービス」が入りませんので、取り引きに要する時間を短縮することができます。
図示すると以下のようになります。

購入者は「ARISORA」を利用することで、迅速に取り引きを進めることができますし、「ARISORA」を通じて、出品者と直接コミュニケーションを取ることができるため、より確実な取り引きを行うことができます。
海外の購入者のメリットが大きいサービスですから、今後、日本から全世界に商品を販売できるようになるかもしれません。
特にアニメ、ファッション、工芸品など、海外での人気が高い商品を売却するのに、最適なプラットフォームになる可能性を秘めています。
取り引きをサポートする機能
一方で、日本の出品者からすると海外の購入者との取り引きは大きな不安材料になります。
「ARISORA」はそれらの不安材料を解消するため、以下の機能により取引をサポートしています。
海外の購入者との取り引きにおける不安材料は、テクノロジーにより解消されているようです。
このテクノロジーこそが、「ARISORA」の最大の強みということになりそうですね。
ARISORAを使ってみた

ここまで「ARIOSRA」の概要を紹介してきました。
ここからは実際に使用してみた使用感について紹介していきます。
アプリのダウンロード
まずはアプリをダウンロードします。
私の携帯はiPhoneですので、App Storeにアクセスしました。
が・・
検索してもアプリが出てきません。
ウェブサイトには「App StoreまたはGoogle Playからダウンロードできます」と記載があったのですが・・

おかしいなと思い、運営に問い合わせしたところ、「アプリはほぼ完成していて数ヵ月以内にリリース予定」とのことでした。
うーむ・・
ARISORAさん、ウェブサイトの情報は修正した方が良さそうです。
気を取り直してウェブサイトから手続き開始です。
ユーザー登録
ユーザー登録はとても簡単でした!
参考までに手順を記載しておきます。
まずは、「ARISORA」のウェブページを開き、サインインをタップします。

ユーザー登録にはメールアドレスが必要です。
メールアドレスを入力し、認証コードを受け取ります。

メールアドレスに送られてきた認証コードを入力すると、プロフィールを作成することができます。
「名前」「姓」「ニックネーム」「パスワード」を登録し利用規約およびプライバシーポリシーに同意すればアカウント作成完了です!


なお、アカウントを作成しただけでは「商品の出品」はできません。
商品を出品するためには「出品者認証」が必要です。
アカウント作成が終了すると「マイページ」機能が利用できるようになります。
「マイページ」→「出品者認証」とタップします。


詳細な個人情報を入力します。
携帯電話番号を入力し、電話番号認証を済ませた後、氏名、住所等の個人情報を入力していきます。

出品者本人確認書類(マイナンバーカード・運転免許証・パスポートなど)を添付して審査申請を行います。

審査申請後、24時間以内に認証が完了します。
認証が完了すると、カメラマークが出現し商品を出品できるようになります。

出品
商品の出品ができるようになりました。
ここからは出品作業について、以下の商品を出品する場合を例にとり紹介していきます。

ウェブページの出品ボタンをタップすると出品画面に遷移します。


写真は10ファイルまでアップロードが可能です(ちなみにメルカリは20ファイルまでアップロード可能)。
スマートフォンの写真ライブラリからファイルをアップロードします。
なお、メルカリと同様、ウェブページ上で写真を撮影してアップロードすることができますが、メルカリのように写真加工の機能は備わっていませんので、スマートフォンの写真アプリで写真を加工した後、アップロードすることをお勧めします。


写真をアップロードした後は、商品の基本情報を入力していきます。
ここから出品までの手続きはほぼメルカリと同じです。

次に「商品名」と「商品の説明」を入力します。
「商品の説明」は500文字まで入力できます(メルカリは1,000文字まで入力可能)。


「出品価格」と「重さ」「高さ」「幅」「長さ」を入力します。
商品サイズを入力すると、配送料が表示されます。
メルカリは商品サイズについて記載する必要はないですよね。
この点はメルカリと異なります。
なお、「ARISORA」は3辺合計140cmの商品まで出品できます。
ちなみにメルカリ便は3辺合計200cmまで出品できますから、この点はメルカリの方が利便性が高いと言えます。

最後に「発送までの日数」を入力すれば商品を出品することができます。

商品の出品はとても簡単で、ストレスなく行うことができました。
機能は全体的にメルカリの方が優れていますが、そこまで気になるレベルではありません!
思ってたよりずっと簡単に出品することができましたので、物は試しということで、ゲームソフトやゲーム機などを中心に10点ほど商品を出品してみました。
値付けは、メルカリで売却実績のある商品の中で最も低いものと同等としました。
ところが・・出品後中々売却することができません。
ユーザー数が少なく閲覧されていないことが原因だと思います。
なお、「ARISORA」に出品されている商品の売却価格は、メルカリと比較して約1割~2割くらい安い価格になっています。
出品者メリットがあまり感じられな一方で、購入者メリットは高いように感じます(メルカリで購入するより更に安く購入できるので)。
「ARISORA」は国内のユーザー同士での取り引きも可能です。
まずは購入者として使い始めるのもいいかもしれませんね。
梱包
商品売却後の梱包についてはメルカリと同様に行うということで良いと思います。
海外に発送されることを考慮し、気持ち頑丈にした方が良いかもしれません。
梱包についてはこちら(メルカリと同様です↓)
配送
配送について、今のところメルカリ便のような便利な仕組みはありません。
基本的には、ヤマト運輸を使用する仕組みになっていて、配送方法は「集荷」または「持ち込み」を選択することができます。
宅急便での配送に加え、3辺の合計が60cm以内、長編34cm以内、厚さ3cm以内の商品には「クロネコゆうパケット」を使用することができます。
クロネコゆうパケットは厚さ1cmで¥250、2cmで¥310、3cmで¥360と大変おトクです。
と言いつつ、ネコポスの方がおトクなので、そちらが使えると嬉しいのですが。
なお、「持ち込み」の場合は「ヤマト運輸のPUDOステーション」、「ヤマト運輸の営業所」および「ファミリーマート」で配送可能です。
メルカリは、セブンイレブン、ローソンでも配送ができますよね。
今後、「ARISORA」でも使えるようになるといいなと思います。
売上金の受け取り
配送が完了したのち、購入者の受取確認が完了すると、売上金が「ARISORA」アカウントに反映されます。
売上金は振込先の銀行を登録しておけば現金化することができます。
振込手数料はかかりません。
ちなみにメルカリでメルペイ残高を現金化する際は、振込手数料が¥200かかります。
この点は「ARISORA」の方がおトクです!
おわりに
今回は「新たなオンラインフリーマーケットサービスARISORA」を紹介しました。
海外の購入者との取り引きで発生する不安材料(言語の問題など)は、一定程度テクノロジーの力で解消されています。
ただし、リリースされたばかりのサービスですので知名度が低くユーザー数が多くないように感じます(海外ユーザーも少ないと思われます)。
また、サービスにも改善の余地がありそうです(個人的には早くアプリをリリースしてほしい)。
日本の商品は海外で大人気で注目されているわけですから、今後「ARISORA」が全世界と日本をつなぐプラットフォームとして、躍進することに期待したいと思います。
それではまた・・!
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