こめる です!
2025年1月、メルカリが「オークション機能」の提供を開始しました。
メルカリが実施しているアンケートにおいて、ユーザーの7割が「オークション機能」を利用したいと回答しており、このニーズに答える形でサービスの導入が決まったようです。
この「オークション機能」は、メルカリのニュースリリースで大々的に発表されていることから、注目度の高い機能と言えそうです。
「オークション機能」を利用することにより人気のある商品を通常出品よりも高値で売却できる可能性が高まります。
今回は「オークション機能」の使い方や、メリット・デメリット、利用シーンなど活用方法を紹介していきます。
ぜひ最後まで読んでいってくださいね!
オークション機能とは

概要
「オークション機能」は出品者が商品を一定期間オークションにかけ、購入者が入札により価格を競り合い、最高入札額を提示したヒトが商品を購入する権利を得ることができる仕組みです。
通常出品で商品を売却する場合、短期間かつ高額で売却するのが理想ですが、価格設定を間違えると短期間での売却が難しくなります。
そういった背景もあり、価格設定については、メルカリを利用するユーザーの6割が課題と感じています。
今回導入された「オークション機能」を利用することで「価格設定の手間を省く」ことができるとともに「売りたいと思ったものを素早く手放す」「人気のある商品を高値で売却できる」ようになります。
出品フロー
ここからは「オークション機能」の出品フローを紹介していきます。

なお「オークション機能」を利用する場合、商品の最大販売価格は¥9,999,999となります(こんな価格で商品を売却するヒトはほとんどいないと思いますが)。
また、「チケットカテゴリー」の商品はオークション形式で販売することができませんので注意が必要です。


商品に入札があり、オークションが開始されると、出品の一時停止や商品情報の変更ができなくなりますので注意してください。
なお、オークションの途中でも落札者を確定し早期にオークションを終了することができます。
この場合、その時点で最高額を提示していた購入者が落札者となります。
落札者が商品を購入しなかった場合、落札者のメルカリの利用に制限がかかることがあるので注意が必要です。
メリット・デメリット

ここからは「オークション機能」のメリットとデメリットを紹介していきます。
メリット① 価格の相場が分からない商品を適正価格で売却することができる
メルカリを利用しているヒトの多くが適正価格の設定に課題を感じています。
価格は、他の出品者の商品と比較したり、メルカリ公式の値付け目安表を活用することで適正化できことも多いのですが・・
メルカリ公式の値付け表↓
商品の状態 | おすすめの値段 |
---|---|
新品、未使用 | 定価の60~80% |
未使用に近い | 定価の30~60% |
使用感あり | 定価の20~40% |
中には、出品実績がなかったり、定価が分からないレトロなおもちゃやビンテージものの古着など適正価格を決めにくい商品もあります。
そのような場合に「オークション機能」を利用すれば、購入者に適正価格の決定を委ねることができます。
また、自身で最低落札価格を決定しておけば、安く買いたたかれることもありません。
需要のある商品であれば、短期間かつ適正価格で商品を売却する可能性が高まります。
まとめると・・
適正価格が分からない価値の高そうな商品を出品する場合、「オークション機能」を積極的に利用するということで良いと思います。
メリット② 想定以上の価格で売却できることがある
オークションは購入者の購買意欲を高める仕組みです。
特に、メルカリの「オークション機能」は終了時刻になると自動的にオークションが終了する仕組みではなく、終了時刻まで5分未満の時間に入札が入ると、終了時刻が自動的に5分延長される仕組みとなっています。
そのため、複数の購入者がその商品を欲しいと考えている場合、オークション終了間際に価格が大きく上昇し、想定以上の価格で売却できることがあります(価格が上がり続け中々オークションが終了しないとういこともあります)。
実際に「オークション機能」利用して出品したところ、終了間際に価格が上昇しました↓


デメリット 期待していたほど価格が上がらない
オークションを盛り上げるためには、より多くのヒトに商品を閲覧してもらう必要があります。
商品を閲覧してもらえないことにより、本来であれば高額で売却できるチャンスのある商品に、入札が1件しか入らず、結果的にスタート価格で落札されることがあります。
オークションに期待して出品したのに、スタート価格での落札となると、とてもがっかりします。

メルカリは出品する時間帯、曜日、日にちなどにより、アクティブユーザー数が異なります。
オークション機能を利用する際は、より多くのユーザーがメルカリを利用するタイミングについてよく考え、出品するようにしましょう。
以下ご参考まで。
売れやすい時間帯↓
売れやすい曜日↓
売れやすい日にち↓
また、商品タイトルや商品説明を工夫することで、検索上位に表示させることができます。
検索上位に表示させることで、より多くのヒトに商品を見てもらうことができます。
検索上位に表示させる方法↓
Yahoo! オークション との比較
歴史のある「Yahoo! オークション」と「メルカリ オークション」を比較してみました。
メルカリ | Yahoo! | |
---|---|---|
スタート価格 | ¥300 | ¥1 |
終了時刻 | 最初の入札の翌日20時00分 (選べない) | 12・13時間後~7日後(柔軟に選べる) |
終了時刻の延長 | あり (終了時刻5分未満の時間に入札が入ると、5分延長) | 選べる (延長ありを選んだ場合、メルカリと同様の仕組みで延長) |
オークションの早期終了 | 可能 | 可能 |
手数料 | 10% | 10% |
アクティブユーザー数 | 2,300万人 (2024年2月時点) | 1,500万人~1,700万人 (2024年2月時点) |
利用者層 | 若年層含む幅広い年齢層 | 30~50代男性 |
機能にそこまで大きな違いはありませんが、Yahoo!オークションの方が柔軟であると言えそうです。
一方で、アクティブユーザー数および利用者層はメルカリが優位です。
商品のターゲットにより、使い分けができると良いと思います。
なお、メルカリの終了時刻が20時00分に固定されているのは、多くのヒトにとって、オークションに集中することができる時刻が20時00分であるからなのかもしれませんね。
積極的に利用したいシーン

ここまで「オークション機能」のメリット・デメリットおよびYahoo! オークションとの比較について紹介してきました。
最後にどのような商品で「オークション機能」を利用すべきか紹介します。
売却価格に一貫性がない商品
商品検索をしたときに、複数の売却実績があるものの、売却価格に一貫性がない商品は、相場価格が定まっていない商品であると言えます。
例えば、ビンテージものの古着などは値付けがとても難しいですが、相場価値の分かっているヒトであれば高額でも購入してくれる可能性が高くなります(もちろん安く出品されていても購入してくれます)。
「相場価格が定まっていない」かつ「自分で商品の価値が分からない」場合は、安めに通常出品するのではなく、「オークション機能」を利用して、適正価格で売却しましょう(スタート価格は他の出品者の売却実績を参考に高めに設定しおいても良いと思います)。
出品後数分で売れている商品
商品検索をしたときに、検索にヒットした商品全てが出品後数分で売れている場合は、需要のある商品(たくさんのヒトが欲しいと思っている商品)と言えます。
全て数分で売れているので、適正価格を判断することができません。
こういった場合も、安めに通常出品するのではなく、「オークション機能」を利用して、適正価格での売却を目指しましょう。
以下の商品は、検索に2件ヒットし、いずれも出品後数分で売れていました↓


おわりに
今回は2025年1月に導入された「オークション機能」を紹介しました。
「オークション機能」を利用すれば、適正価格が分からない商品の価格設定で悩まなくてすみそうですし、場合によっては短期間で大きな利益を得ることにもつなげられそうです。
(私も2025年2月末時点でオークション機能を利用し2点の商品を売却しました。1点は想定以上に高額で売却できました)
この機能の導入により、メルカリの魅力がさらに高まりましたね。
今後もユーザー視点で、使いやすい機能が導入されればいいなと思います。
その際はまた紹介させていただきます。
それではまた・・!
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